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08/22/2001

民俗音楽 POLKA

ポルカは舞曲のひとつ、活発な4分の2拍子の曲で、19世紀前半、ボヘミアに始まり、のちヨーロッパに広く普及、現在ではアメリカに於いてもドイツ系移民をはじめとして盛んに演奏される音楽です。

ボヘミアはチェコの西部の地方 エルベ川上流域にあり
ボヘミア、ズデート、エルツの各山脈に囲まれた盆地です。

このポルカなどの民俗音楽について、以前
アルペン・ブラスカペレの依田さん(トランペット)がメールの中で興味ある表現をされていました。

 
 依田さんにとって、今までに一番印象に深かった演奏は、ミュンヘンのオクトーバーフェスト会場に設置される遊園地で、乗り物が回り始めると演奏をする、平均年令60才(推定!)の金管4重奏だったそうです。

長い音は若干よれた感じではありましたが、それはそれで「味」と受け取れる範囲で、何よりも素晴らしい歯切れの良さで、本当に感動されたようです。
民俗音楽は、歳を重ねた方が味が出て良い演奏が出来るように思われるとありました。

ポルカや、ワルツ、レンドラーなどの独特のリズムについても、参考になるところが有りました。

バイエルンの民俗音楽には、ダンスが基本にあるということでした。
踊っているカップルを想像して吹く。しかもスレンダー・ボディーのダンサーではなく、あくまでもババリアン・ダイナマイト・バディーを・・・(笑)。
例えば3拍子であれば一小節ごとに、その重たい女性を右へ左へと揺さぶる男性
・・・。

間違っても軽々とはいかないわけで、力と勢いで「んっ!」という感じになる。
その歪みがそのままリズムとして表現される。

 また、フレーズとフレーズの間にも、ダンスには向きを変えたり組み手を変えたりという部分があるので、更にモタリがあったり・・・。
勿論これが全てではありませんが、根本にはこのような事情がからんでいるとのことでした。

 依田さん自身、いくら頭で考えても理解できなかったのが、ダンスを見ながら吹いていて「ハッ」と気付かれたそうです。
 あと、ポルカなどの場合も、やはりダンスが深い関係があると思いますが、独特なスイングがあり、単なる8部音符の連打のはずが、「ダッターダッターダッ」という感じで。
何と言うか、空中を飛んで着地する(?)。
同じ1拍の中でも表は上へ「フワリ」と行っている分長く、片足が着地する裏拍は後ろへつまり、もう片方の足に重心が移る次の拍へはとても近い・・・。
この基本リズムがある上で、例えば表が付点8部で裏が16部ならば、必然的に詰まるし、表が8部で裏が16部2つだとしても、やはりその16部は詰まる。

というものでした。

「踊りに付随する音楽」というのが、実に良いツボだと感じました。
この表現については、BBメンバーにも伝えてよいとのことでしたので、今回UPしました。

全日本フォークダンス協会というのがあって、会員の方々は総会などでは
民族衣装を着て、演奏にあわせて踊るそうです。
全国に支部があり、(もちろん京都にも)色々な国、民族の踊りを楽しんでおられます。
そんな場にBBのポルカ生演奏を使って欲しいと思います。


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